丸櫛

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概要

丸櫛(まるぐし)は、主に散髪屋さんで、カットの後、カットした毛やホコリを落とすために使った櫛。

丸櫛(まるぐし)
 径5cm×高2.7cm













別名

ラン甲ゴム丸
輪グシ
乱甲セルカキ



よもやま話

丸櫛(まるぐし)は、昭和の散髪屋さんで必ず使っていた櫛である。
両手に持って、高速で頭にこすり連れて、カットした毛を落としてもらうのが、とても気持ちの良いものでした。

筆者は、プラッスチックと思っていたが、今から思うと鼈甲(べっこう)の高級品だったのかもしれない。

現在は、カットの後は、ちゃんとシャンプーするのが当たり前で、わざわざ頭皮を痛めてまで、毛を落とす必要がなくなったのだろう。
なかなか見ることのできない貴重品になってきたのかもしれない。



広実敏彦 (トーク) 2016年7月16日 (土) 14:44 (JST)


関連項目