挿櫛(さしぐし)は、丸型の櫛で、髪をとくだけでなく、髷(まげ)固定するために、挿し込んで使う。主に女性の飾りとして挿す櫛である。
漆塗りで、装飾を施したものもある。
そのため、飾り櫛(かざりぐし)、塗櫛(ぬりぐし)ともいわれた。
挿櫛(さしぐし)
長10cm×幅5.5cm 京丸型
- 挿櫛(さしぐし)丸型・姫櫛
挿櫛(さしぐし)
長11cm×幅6.5cm 丸型・姫櫛
押櫛(おしぐし)
飾り櫛(かざりぐし)
塗櫛(ぬりぐし)
よもやま話[編集]
挿櫛(さしぐし)には、『京型』『京丸型』『丸型・姫櫛』『月型』などの種類がある。
時代劇では、密かに女性へのプレゼントとして、縁日の露店で買い求めるシーンは、定番である。
広実敏彦 (トーク) 2016年7月16日 (土) 14:25 (JST)
関連項目[編集]