筋立
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概要
筋立(すじだて)は、細長い尖った柄がついた歯の短い櫛である。
日本髪や丁髷(ちょんまげ)を結うとき、鬢(びん)や髱(たぼ)髪の後頭部に張り出す髪型の毛筋を整えるために使用した。
別名
結櫛(ゆいぐし)
毛筋立(けすじだて)
毛筋(けすじ)
毛筋棒(けすじぼう)
櫛簪(くしかんざし)
つげぐし
すいたて
よもやま話
関東では、「毛筋立て』と呼び、関西では、「筋立」と呼んでいたようである。
写真にはないが、「なぎなた」と呼ばれる櫛もあり、歯の数や長さなど多種多様の櫛があるようだ。
現在でも、日本髪を結うときには、使用しているようで、相撲取りの髪を整える方を、床山さんと呼び、時々相撲中継で、丁髷(ちょんまげ)を整えるところが映っているが、筋立を上手に使用している。
関連項目
- 梳き櫛 (すきぐし)
- 解かし櫛(とかしぐし)
- 結櫛(ゆいぐし)
- 筋立(すじだて)
- 鬢出し(びんだし)
- 鬢掻き(びんかき)
- 鬢上げ(びんあげ)
- 挿櫛(おしぐし)
- 京丸型(きょうまるがた)
- 京型(きょうがた)
- 京丸型(きょうまるがた)
- 丸型・姫櫛(まるがた・ひめぐし)
- 月型(きょうまるがた)
- 丸櫛(まるぐし)