「結櫛」の版間の差分
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− | 現在では、理容室のことを「散髪屋」(さんぱつや)と言っているが、昭和の時代は、普通に「床屋」と言っていた。<br><br> | + | :現在では、理容室のことを「散髪屋」(さんぱつや)と言っているが、昭和の時代は、普通に「床屋」と言っていた。<br><br> |
− | 江戸時代の男性は、月代(さかやき)と言う頭の頭頂部をそり上げていたので、頻繁に床屋に行っていたようである。<br> | + | :江戸時代の男性は、月代(さかやき)と言う頭の頭頂部をそり上げていたので、頻繁に床屋に行っていたようである。<br> |
− | 廻り髪結いといわれる、お得意さんを持って、各家を回って、髪を結っていた髪結いもいた。<br> | + | :廻り髪結いといわれる、お得意さんを持って、各家を回って、髪を結っていた髪結いもいた。<br> |
− | また、女性の廻り髪結いは、遊女などから人気があり、結構な収入を得ていたようである。<br><br> | + | :また、女性の廻り髪結いは、遊女などから人気があり、結構な収入を得ていたようである。<br><br> |
− | 床屋でも女房に髪結いをさせておけば、男性顔負けの収入があるので、亭主が遊び呆けていることを「髪結いの亭主」と言われていた。<br> | + | :床屋でも女房に髪結いをさせておけば、男性顔負けの収入があるので、亭主が遊び呆けていることを「髪結いの亭主」と言われていた。<br> |
− | 現在では、女房の方が収入が多い家庭は、珍しくないので、髪結いの亭主が、馬鹿にした言葉にはならないのだろう。 | + | :現在では、女房の方が収入が多い家庭は、珍しくないので、髪結いの亭主が、馬鹿にした言葉にはならないのだろう。 |
− | [[利用者:広実敏彦|広実敏彦]] ([[利用者・トーク:広実敏彦|トーク]]) 2016年7月9日 (土) 15:48 (JST) | + | ::[[利用者:広実敏彦|広実敏彦]] ([[利用者・トーク:広実敏彦|トーク]]) 2016年7月9日 (土) 15:48 (JST) |
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2016年7月28日 (木) 01:23時点における最新版
概要[編集]
結櫛(ゆいくし)は、日本髪を結うときに使用する櫛。
筋立(筋立)鬢出し(びんだし)鬢掻き(びんかき)鬢上げ(びんあげ)などがある。
筋立(筋立)
長17.8cm×幅5.8cm×厚0.8cm鬢出し(びんだし)
長21.6cm×幅5.4cm×厚0.5cm鬢掻き(びんかき)
長15.5cm×幅3cm(幅6cm)×厚1.2cm鬢上げ(びんあげ)
長20.7cm×幅3.5cn×厚0.4cm
よもやま話[編集]
- 江戸時代に髪結と言われる職業があったが、髪を結う場所を「床」(とこ)といい、髪結いの店を「床屋」(とこや)と言っている。
- 現在では、理容室のことを「散髪屋」(さんぱつや)と言っているが、昭和の時代は、普通に「床屋」と言っていた。
- 江戸時代の男性は、月代(さかやき)と言う頭の頭頂部をそり上げていたので、頻繁に床屋に行っていたようである。
- 廻り髪結いといわれる、お得意さんを持って、各家を回って、髪を結っていた髪結いもいた。
- また、女性の廻り髪結いは、遊女などから人気があり、結構な収入を得ていたようである。
- 床屋でも女房に髪結いをさせておけば、男性顔負けの収入があるので、亭主が遊び呆けていることを「髪結いの亭主」と言われていた。
- 現在では、女房の方が収入が多い家庭は、珍しくないので、髪結いの亭主が、馬鹿にした言葉にはならないのだろう。
関連項目[編集]