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2016年7月11日 (月) 14:54時点における版
概要
鬢出し(びんだし)は、日本髪を結う時に、左右の鬢にボリュームを持たせるため膨らまし、形を整えるのに使った櫛。
別名
びんぐし
よもやま話
女性の日本髪には、前髪、髷(まげ)、鬢(びん)、髱(たぼ)と呼ばれる部分がある。
顔の左右にある鬢(びん)の部分を書き上げるように膨らまし、ボリュームを出す時に使われていた。
もちろん、髪を整える櫛としても使っていた。
江戸と京と髪型が、違っていたらしい。
江戸のほうが、鬢(びん)を真横に流し、キリッとした感をだしている。また、京は、鬢(びん)をやや下に流し、やさしい感じを出している。
キップのいい江戸っ子と品のいい京女、どちらも魅力的である。
関連項目
- 梳き櫛 (すきぐし)
- 解かし櫛(とかしぐし)
- 結櫛(ゆいぐし)
- 筋立(すじだて)
- 鬢出し(びんだし)
- 鬢掻き(びんかき)
- 鬢上げ(びんあげ)
- 挿櫛(おしぐし)
- 京丸型(きょうまるがた)
- 京型(きょうがた)
- 京丸型(きょうまるがた)
- 丸型・姫櫛(まるがた・ひめぐし)
- 月型(きょうまるがた)
- 丸櫛(まるぐし)