草履は、サンダルのような形状で鼻緒が付いているだけなので、長距離の歩行には適していない。<br />
わらじは、つま先にある2本の藁緒を、左右の縁にある「乳(ち)」と呼ばれる小さな輪や、かかとから出る「かえし」と呼ばれる長い輪に通し、足首を縛り付けて固定できる形状となっており、長距離歩行に使用された履物である。<br />
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waraji006.jpg|わらじ:昔の旅をする時、農事や日常のはきもの
waraji007.jpg|キャプション2
waraji008.jpg|キャプション2
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