<br>自在鉤に取り付く「腕木(横木)」がその長さを調節するもので、上下に上げ下げされる事によって鉤につるされた調理器具等の火加減をコントロールするものである。<br>
自在鉤の数える単位は自在鉤を数える単位は'''一本'''(いっぽん)である。
<p>古くは縄と木製の鉤からなり、縄は蔓・葡萄・科木(しなのき)の皮から作り、鉤の部分には木の股や、杉・松・栗材を細工したものを用いた。鉄製の鉤が一般化するのは、大正時代以降のことである。<br />
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==多様な腕木==
自在鉤の腕木は留め具とも言われる。<br>