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足踏みミシン
,→ミシンの種類
:1960年代までは人力のミシンが主流であった。'''足踏み式'''や手回し式などがある。<br>
:'''足踏み式ミシン'''とは、人の足先の上下反復運動を回転運動へと変換する仕組みのもので、踏板・ピットマン棒・ピットマンクランクなどの機構を持つミシンである。(フットスイッチでオン・オフする電動ミシンではない。)<br>
:家庭の部屋に置ける大きさで、現代のものは通常、電気を動力源としている。古くは'''足踏み式'''や[[手回し式ミシン]]のものが多く使われ、直線縫いしか出来なかった。<br><br>
:電動式ミシンの登場によって次第に使われなくなっていった。が、一旦足踏み式の熟練者になった者の中には、あえて電動ミシンを使わず、'''足踏みミシン'''を好んで使う人もいる。熟練者だと、足先の微妙な感覚などでクランクの細かい角度、クランクを停止させる位置まで自分の身体の一部のようにコントロールでき、針を望んだ位置でピタリと停められ、また足だけで逆回転に入れることもできるからである。
:とは言え、それは熟練者の場合であって、慣れるまでが かなり大変で、初心者・中級者には電動ミシンのほうが簡単なので先進国ではほとんど使用されなくなった。だが、'''足踏みミシン'''は電気が不要なことが開発途上国|発展途上国内の電力供給のない地域での使用に有効なことが再評価され、非政府組織|NGOの努力などにより収集され、発展途上国の人へと無償で譲渡されることが行われている。