1,377
回編集
差分
鏡台
,→概要
==概要==
[[ファイル:Kagamitate028.jpg|300px|サムネイル|右|鏡台]]
'''鏡台'''(きょうだい)<br>
近年、鏡台のある家庭は少なくなったが、昔は婚礼家具のひとつとして欠かせないものであった。
<br>
化粧道具を入れる手箱(結髪・理容・化粧道具入れとして使われた箱)と鏡かけを一緒にした今の形に近い鏡台は室町時代に出現した。<br>
江戸時代になって鏡の大量生産が可能になり、庶民の生活にまで普及した。この頃までの鏡は銅と錫[すず]の合金製で、使ううちに曇ってしまう。そのため当時は鏡磨き職人が存在した。その後明治時代には、手入れが簡単で文明開化のシンボルといわれたガラス鏡製の鏡台が、女性の憧れとして急速に普及した。<br>
工業デザイナーの豊口克平らによって整理だんすに鏡をつけた新しい形の鏡台が登場し、昭和34年にドレッサーと名づけられた。その後、ドレッサーには椅子がつけられ、住居が洋風化するとともに、ドレッサーが主流になりました。現在では鏡台というとこのドレッサーのほうを思い浮かべる人も多い。<br><br>
出典:[http://iroha-japan.net/iroha/B03_life/16_kyodai.html 鏡台|日本文化いろは事典]<br>
==関連項目==