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カンテラ
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==名称概要==油用灯火具の一種。ポルトガル語のカンデラ(candela)([[燭台]])の転じなまった語で、オランダ語ではカンデラール(kandelaar)といった。<br>[[File:kantera127.jpg|300px|右|サムネイル|手さげカンテラ:大正-昭和初期<br>高21×幅10×奥行9cm]]
[[File:kantera128.jpg|300px|右|サムネイル|手さげカンテラ:大正-昭和初期<br>高32×幅16.5×奥行13.5cm]]
[[File:kantera129.jpg|300px|右|サムネイル|手さげカンテラ:大正-昭和初期<br>高36×幅25×奥行25cm]]
'''カンテラ'''にはいろいろの形式のものがあり、江戸時代のものは鉄、銅、黄銅などの金属製あるいは陶製のものが使われていた。<br>
形状は、土瓶のような大きな口をもち、ここから太い布または綿糸の心を出して、植物性油を燃料として火をともした。その後、明治時代になると石油ランプの普及にさきだち、石油用灯火具としてひろく全国的に用いられる。<br>
写真の木製枠に入れるものは、家庭用として屋内で夜枕元(まくらもと)の明かりとしたものではないか。
<br><br>
==別名==
*[[燭台]](しょくだい)
*[[座敷ランプ]](ざしきらんぷ)
*[[龕灯]](がんどう)
*[[ランプ]](らんぷ)
*[[懐中電灯]](かいちゅうでんとう)