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舟底枕
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==名称==
舟底枕(ふなぞこまくら)
[[File:funazokomakura157.jpg|右|サムネイル|300px|舟底枕(ふなぞこまくら)]]
==概要==
女性が髪のくずれを防ぐため使っていたまくら。
日本の枕は、はじめは木や竹などの丈夫で固い素材が使われていたが、より寝心地のよいものを求めて草を束ねたり、木製の枕に布を巻いたり、布袋にものを詰めるようになったようである。
おそらく、最初は布袋の両端を括る形から「'''[[括り枕]]'''」と呼ばれる枕が考案され、やがて髪を結う風俗が一般的になったことから、それにともない髪型を崩さないような形状の、やや高くした「'''[[箱枕]]'''」が広まり、そして「'''船底枕'''」へと発展していったと考えられる。
'''舟底枕'''は「'''舟枕(ふなまくら)'''」とも呼ばれ、箱型の枕の上に雑穀を詰めた筒状の枕を乗せる箱枕である。底がカーブした「船底枕」は寝返りが打ちやすいと言われる。
{| class="wikitable"
|-
| 日本髪を少しでも長持ちさせようと考え出されたものが箱枕(はこまくら)でしたが、そこにもう一工夫加えたものが'''船底枕'''です。台の底が船底のようにそりかえっているので、多少、寝返りが容易にできるようになりました。このまくらはお嫁入り道具の一つとされることが多く、たいてい一対で、台には漆(うるし)がぬられ、おめでたい絵がかかれています。写真上は扇(おうぎ)に仲睦(なかむつ)まじい二羽の鳥がえがかれおり、写真下は松に鶴(つる)の絵がかかれています。
<small>引用先:[http://www1.town.oguchi.aichi.jp/digital/d_gallery/05/sub_21.html おおぐちデジタルミュージアム-デジタル収蔵庫-特別な日のための道具-船底枕(ふなぞこまくら)]</small>
|}
<gallery>
File:funazokomakura158.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
File:funazokomakura159.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
File:funazokomakura160.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
File:funazokomakura161.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
</gallery>
==別名==
*[[舟枕]](ふなまくら)
*[[木枕]](きまくら)
<br><br><br>
==関連項目==
*[[枕]](まくら)
*[[高枕]](たかまくら)
*[[箱枕]](はこまくら)
*[[木枕]](きまくら)
<br><br><br>
==参考リンク==
*[http://www1.town.oguchi.aichi.jp/ おおぐちデジタルミュージアム] 愛知県丹羽郡大口町伝右一丁目35番地(ほほえみプラザ3階)歴史民俗資料館
*[http://www.fuchu.or.jp/~kagu/museum/mingu/makura.htm 府中家具木工資料館 (広島県府中市)-展示品の紹介-民具類-行李]
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/museum_m.gif http://www.fuchu.or.jp/~kagu/fudemoji.gif
*[http://www.sirasaki.co.jp/makura-hakubutukann/makura-hakubutukann01.html 白崎繊維工業株式会社 札幌市白石区平和通3丁目南1番4号 '''枕の博物館''']
http://www.sirasaki.co.jp/makura-hakubutukann/hakubutu-title.gif
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[[Category:寝具]]
[[Category:家具・調度]]
[[Category:生活]]
[[Category:民具]]
==名称==
舟底枕(ふなぞこまくら)
[[File:funazokomakura157.jpg|右|サムネイル|300px|舟底枕(ふなぞこまくら)]]
==概要==
女性が髪のくずれを防ぐため使っていたまくら。
日本の枕は、はじめは木や竹などの丈夫で固い素材が使われていたが、より寝心地のよいものを求めて草を束ねたり、木製の枕に布を巻いたり、布袋にものを詰めるようになったようである。
おそらく、最初は布袋の両端を括る形から「'''[[括り枕]]'''」と呼ばれる枕が考案され、やがて髪を結う風俗が一般的になったことから、それにともない髪型を崩さないような形状の、やや高くした「'''[[箱枕]]'''」が広まり、そして「'''船底枕'''」へと発展していったと考えられる。
'''舟底枕'''は「'''舟枕(ふなまくら)'''」とも呼ばれ、箱型の枕の上に雑穀を詰めた筒状の枕を乗せる箱枕である。底がカーブした「船底枕」は寝返りが打ちやすいと言われる。
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| 日本髪を少しでも長持ちさせようと考え出されたものが箱枕(はこまくら)でしたが、そこにもう一工夫加えたものが'''船底枕'''です。台の底が船底のようにそりかえっているので、多少、寝返りが容易にできるようになりました。このまくらはお嫁入り道具の一つとされることが多く、たいてい一対で、台には漆(うるし)がぬられ、おめでたい絵がかかれています。写真上は扇(おうぎ)に仲睦(なかむつ)まじい二羽の鳥がえがかれおり、写真下は松に鶴(つる)の絵がかかれています。
<small>引用先:[http://www1.town.oguchi.aichi.jp/digital/d_gallery/05/sub_21.html おおぐちデジタルミュージアム-デジタル収蔵庫-特別な日のための道具-船底枕(ふなぞこまくら)]</small>
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File:funazokomakura158.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
File:funazokomakura159.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
File:funazokomakura160.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
File:funazokomakura161.jpg|船底枕(ふなぞこまくら)
</gallery>
==別名==
*[[舟枕]](ふなまくら)
*[[木枕]](きまくら)
<br><br><br>
==関連項目==
*[[枕]](まくら)
*[[高枕]](たかまくら)
*[[箱枕]](はこまくら)
*[[木枕]](きまくら)
<br><br><br>
==参考リンク==
*[http://www1.town.oguchi.aichi.jp/ おおぐちデジタルミュージアム] 愛知県丹羽郡大口町伝右一丁目35番地(ほほえみプラザ3階)歴史民俗資料館
*[http://www.fuchu.or.jp/~kagu/museum/mingu/makura.htm 府中家具木工資料館 (広島県府中市)-展示品の紹介-民具類-行李]
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/museum_m.gif http://www.fuchu.or.jp/~kagu/fudemoji.gif
*[http://www.sirasaki.co.jp/makura-hakubutukann/makura-hakubutukann01.html 白崎繊維工業株式会社 札幌市白石区平和通3丁目南1番4号 '''枕の博物館''']
http://www.sirasaki.co.jp/makura-hakubutukann/hakubutu-title.gif
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[[Category:寝具]]
[[Category:家具・調度]]
[[Category:生活]]
[[Category:民具]]