昔は、藁や竹皮などを編んだものであったが、現代では、合皮・革・布・ビニール・コルク・ゴムなどでも作られ、種類が多い。<br />
'''わらじ(草鞋)'''は、藁で足型に編んだ履物で、藁草履と混同されることも多いが、形状や使用目的が異なるものである。<br />
草履は、サンダルのような形状で鼻緒が付いているだけなので、長距離の歩行には適していない。草履(ぞうり)は、サンダルのような形状で鼻緒が付いているだけなので、長距離の歩行には適していない。<br />わらじは、つま先にある2本の藁緒を、左右の縁にある「乳(ち)」と呼ばれる小さな輪や、かかとから出る「かえし」と呼ばれる長い輪に通し、足首を縛り付けて固定できる形状となっており、長距離歩行に使用された履物である。'''わらじ(草鞋)'''は、つま先にある2本の藁緒を、左右の縁にある「乳(ち)」と呼ばれる小さな輪や、かかとから出る「かえし」と呼ばれる長い輪に通し、足首を縛り付けて固定できる形状となっており、長距離歩行に使用された履物である。<br />
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