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足半
,足半(あしなか)とは、踵の無い短い草履の一種である。
[[画像:Ashinaka009.jpg|thumb|right|300px|足中]]
==足半(あしなか)==
足半(あしなか)とは、踵の無い短い草履の一種である。
その形状から、足裏の前足底と土踏まずの部分しか保護する事が出来ないが、飛び出た指がスパイクの代わりをなして滑らず、踵を浮かせて飛び跳ねるように軽快に歩行できる。
また、踵が無い為に泥が跳ね上がる事がなく、足と履物との間に砂や小石がつまる事も無い。水中においても、小さな形状から水の抵抗が少なく、川の流れに足を取られる事がない。さらには鼻緒に芯縄を使うので、草履の様に鼻緒が切れる事が無く丈夫である。
ただ独特な歩行の方法故に、長距離の歩行には向かなかった。
見た目以上に便利な履物で、今ではその名前すら忘れ去られつつある足半であるが、中世の武家にはポピュラーな履物であったし、半世紀前くらいの農村では、立派な現役の履物であった。
現在でも鵜師の足下に見る事が出来る。
==関連項目==
*[[草鞋]]
*[[藁草履]]
[[Category:衣食住]]
[[Category:衣]]
[[Category:はきもの]]
==足半(あしなか)==
足半(あしなか)とは、踵の無い短い草履の一種である。
その形状から、足裏の前足底と土踏まずの部分しか保護する事が出来ないが、飛び出た指がスパイクの代わりをなして滑らず、踵を浮かせて飛び跳ねるように軽快に歩行できる。
また、踵が無い為に泥が跳ね上がる事がなく、足と履物との間に砂や小石がつまる事も無い。水中においても、小さな形状から水の抵抗が少なく、川の流れに足を取られる事がない。さらには鼻緒に芯縄を使うので、草履の様に鼻緒が切れる事が無く丈夫である。
ただ独特な歩行の方法故に、長距離の歩行には向かなかった。
見た目以上に便利な履物で、今ではその名前すら忘れ去られつつある足半であるが、中世の武家にはポピュラーな履物であったし、半世紀前くらいの農村では、立派な現役の履物であった。
現在でも鵜師の足下に見る事が出来る。
==関連項目==
*[[草鞋]]
*[[藁草履]]
[[Category:衣食住]]
[[Category:衣]]
[[Category:はきもの]]