風呂鍬
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概要
- 風呂鍬(ふろぐわ)は、引き鍬で、板鍬の一種であり、柄が長く、風呂(木の台座)に鉄の刃を取り付けている。
板部分を水平に滑らしながらひいて、除草したり、土を寄せたりするのに使用した。
使用例
畑の修理、畝(うね)の溝部分の土を畝に盛り上げ、形を整えたり、除草をしたりする引き鍬 主に、畑の修繕用だが、水路の掃除などにも用いて多岐にわたって便利に使っていた鍬である。
別名
イタグワ カクサキグワ ヒラグワ アゼヌリ タニトリ
歴史
風呂鍬は、弥生時代の遺跡からも出土している。古墳時代になり、風呂部分に鉄の刃がついているものも、出土している。 鉄が大量生産されるようになった、明治時代のころから、風呂部分が鉄に代わり、風呂部分が木製品の風呂鍬は、徐々に姿を消していった。
関連項目