草鞋
提供: HIMOROGI文化財Wiki
草鞋(わらじ)
わらじ:昔の旅をする時、農事や日常のはきもの
草履は、歯がなく、底が平らで、鼻緒をすげた履物。
昔は、藁や竹皮などを編んだものであったが、現代では、合皮・革・布・ビニール・コルク・ゴムなどでも作られ、種類が多い。
わらじ(草鞋)は、藁で足型に編んだ履物で、藁草履と混同されることも多いが、形状や使用目的が異なるものである。
草履は、サンダルのような形状で鼻緒が付いているだけなので、長距離の歩行には適していない。
わらじは、つま先にある2本の藁緒を、左右の縁にある「乳(ち)」と呼ばれる小さな輪や、かかとから出る「かえし」と呼ばれる長い輪に通し、足首を縛り付けて固定できる形状となっており、長距離歩行に使用された履物である。
- Waraji006.jpg
わらじ:昔の旅をする時、農事や日常のはきもの
- Waraji007.jpg
キャプション2
- Waraji008.jpg
キャプション2