蓑
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概要
藁(わら)を編んで作られた雨具で、上半身が雨にぬれるのを防ぐため、衣服の上からまとうもの。
下半身に着用するのは腰蓑という。
主として農家が使っていた作業用の雨具。
別名
袖蓑(そでみの)は写真2のもので、蓑の両側に肘当て状のものが別途編み込まれている。
一説には、古代の宗教衆の旅姿がやがて農業の作業用雨具となったといわれる。
材料
藁(わら)・萱(かや)・棕櫚(しゅろ)が使われている。
使用例
神事を控え、出番をまつのは、すげ笠と蓑をまとった 立石一さんと阿部調一郎さん。 中野の雪景色に、昔ながらの衣装がぴったりと溶け込んでいます。
:出典:「絵灯篭に囲まれて、中野の雪中田植えが行われました!」
あきた元気ムラ!秋田県のがんばる農山漁村集落応援サイト(2011年2月21日)
関連項目
- 腰蓑(こしみの)