飯籠
提供: HIMOROGI文化財Wiki
名称
飯籠(めしかご)
概要
飯籠(めしかご)は、夏場に、ご飯を入れて、保存するための籠。
別名
- シタミ
- メゴ
- ツルジョウケ
- アジカ
- メシアジカ
- ススマシ
よもやま話
通気性の良い布巾を水で濡らし、しっかり絞り、飯籠の中に敷いてから、ご飯を入れると、ご飯粒が竹の間に詰まらず、ご飯も乾燥しにくく便利である。
風通しの良いところにつるしておくことが、とてもおいしい冷ごはんになるという。
主に、軒下に干していたが、井戸の中につるして、冷やしていたこともあるという。
夏場に使うのが、飯籠であるが、冬場は、お櫃に入れていた。
もともと、釜で炊いたご飯を直接、茶碗につぎ分けることは、行儀が悪いとされていたが、飯籠やお櫃に入れることで、水分がこもらずにおいしく保存できる知恵であったのだろう。
関連項目
- 洗濯籠(せんたくかご)
- 目籠(めかご)
- 荷籠(にかご)
- 苺籠(いちごかご)
- 衣装籠(いしょうかご)
- 背負い籠(せおいかご・しょいご)
- 祝籠(いわいかご)
- 貼り上受け
- 養蚕籠(ほらかご)
- 桑摘み籠(くわつみかご)
- 繭籠(まゆご・まよご)
- 軍鶏籠(しゃもかご)
- バスケット(ばすけっと)
- 弁当箱(べんとうばこ)
- 生簀(いけす)
- 炭籠(すみかご)
- 揺籠(ゆりかご)