桶型
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名称
桶型(おけがた)
概要
桶型(おけがた)は、桶や樽を結う榑(くれ)に当て、その曲面の榑と榑が接する側面の角度を測るために、杉の薄板で作った定規。
別名
- 型定規(かたじょうぎ)
- 正直(しょうじき)
- 樽用定規(たるようじょうぎ)
- 榑の型(くれのかた)
よもやま話
桶屋は、桶の数だけ桶型をそろえていたらしい。
桶型のことを、『正直』と呼んでいたらしい。少しでも嘘をつく(手を抜く)と、桶は完成せず、水漏れなどの原因となる。
だから、『正直』と呼んで、正確にやること、また、正確にやっているというプライドもこの言葉から感じられる。
関連項目
- 樽(たる)
- 醤油樽(しょうゆたる)
- 醤油桶(しょうゆおけ)
- 片手桶(かたておけ)
- 花桶(はなおけ)
- 洗濯盥(せんたくおけ)
- 寿司桶(すしおけ)
- 化粧盥(けしょうたらい)
- 肥え桶(こえおけ)
- 手桶(ておけ)
- 岡持(おかもち)
- 風呂桶(ふろおけ)
- 飼葉桶(かいばおけ)
- 魚桶(うおおけ)
- ゆ桶(ゆおけ)
- 暖器(だんき)
- ほけ取り桶(ほけとりおけ)
- 狐桶(きつねおけ)
- 寒風呂(かんぶろ)
- 検知桝(けんちます)
- 貯水桶(ちょすいおけ)
- 斗桝(とます)
- 桶型(おけがた・おけかた)