肥え桶

提供: HIMOROGI文化財Wiki
2016年6月5日 (日) 15:58時点における広実敏彦 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{Stub}} ==名称== 肥桶(こえおけ)<br> ==概要== 味噌桶(みそおけ) File:koeoke2.JPG|サムネイル|300px|味...」)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索


名称

肥桶(こえおけ)


概要

味噌桶(みそおけ)
味噌桶(みそおけ)
味噌桶(みそおけ)

肥桶(こえおけ)は、肥(糞尿)を運ぶための桶。天秤棒を使い、運んでいた。 昔は、汲み取り式のトイレの肥壺から柄杓で肥をすくい、肥桶に入れて、畑に作った肥溜めに入れて、肥(糞尿)を十分発酵させた後、また、肥桶に柄杓で汲んで、畑まで運び、肥を撒いていた。


別名

コエタゴ


よもやま話

肥桶と水桶の区別がつきにくいが、細長い桶やふたがついていたり、また、胴部が膨らんでいる形のものは、肥桶である可能性が高い。 子どもが、学校帰りによその畑で小便をしていたら、親が「よその畑に肥料撒いてどうする。自分の畑で、小便しろ」と怒っていたそうである。その時代の肥(糞尿)は、貴重な肥料として、大切に扱われていた。 そのころの子どもは、畑の肥溜めに落ちたという思い出を必ず持っているという。

関連項目