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湯湯婆
名称
概要
暖房用具の一つで、材質は金属・ゴム・陶器製のものからなり、中は中空で蓋や栓で密封する。この容器の中に湯を入れ、その温度で寝床や足を暖めるもの。
湯たんぽは「湯湯婆」と表記し、元は中国から伝わったもので、「湯婆」と呼んでいた。「湯婆」は、資料3[1]の『蔗軒日録』(室町時代中期の臨済宗の学僧の日記)の1486年10月9日に「湯婆」の記載があることから、少なくとも室町時代中期にはすでに日本にあったことがわかる。資料5[2]によると室町時代に、資料6[3]によると鎌倉時代に輸入されたと書かれている。
- 引用元:レファレンス共同データーベース-「湯たんぽ」の歴史を知りたい。いつ頃、湯たんぽが日本に入ってきたか。」
よもやま話
『千と千尋の神隠し』[4](せんとちひろのかみかくし、英題:Spirited Away)では、千尋がユバーバに「ここで働かしてください!!」と言うシーンがあるが、このユバーバは『湯婆婆』と書く。 『湯湯婆』と『湯婆婆』。一文字違いではあるが、どちらもお湯に関係がありそうですね。