柳行李
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名称[編集]
柳行李(やなぎごうり)
概要[編集]
昔の文書や小物入れ。 柳行李は、柳(やなぎ)や竹で編んだ箱形の入れ物のことで、昔は主に旅行や引っ越しの時に、荷物を入れて運搬するのに用いられた。今でも文書や衣類の保管などに使われている。
柳行李の材料は、コリヤナギ(=ヤナギ科の落葉低木)で、コリヤナギの樹皮をはいで、樹液を水洗いで落としたあと、天日で乾燥させた白柳(しろ)と呼ばれる柳を使って作られている。
柳行李は、柳の持つ特性である水に浸すと柔らなくなり曲げ易く、また乾けば堅くなるという特性を利用し、麻糸で編み上げられる。その後縁掛をし、角を布や皮などで補強して作られている。
みんなの花図鑑-「コリヤナギ」 |
別名[編集]
- 半舁(はんがい)
関連項目[編集]
参考サイト[編集]