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名称

笊(ざる)

笊(ざる)
径12.7cm×高20.5cm



概要

(ざる)は、竹で網状に編んだ器である。
重量が軽く、水切りにも使える多用途な容器である。






別名

  • 上受け(しょうけ)


よもやま話

  • 竹製品は、古来より日本が最も得意としてきた技術である。
桶や土器に比べて圧倒的に軽くて、様々な形に細工をすることができる。
現代でも、変わらず使い続けている民具の一つであろう。

竹製品には、笊と籠があるが、主に水切りや乾燥を行うために、仮置きするものを笊と言い、運んだり、保管したりするための容器は、籠と言っているが、用途の混在しているものも多い。
食器などを乾燥するための、水切籠(みずきりかご)は、水切笊(みずきりざる)と、言ってほしいものである。
広実敏彦 (トーク) 2016年6月16日 (木) 08:36 (JST)
  • 上方落語に「米揚げ笊(こめあげいかき)」という話がある。ザル屋が米揚げ笊を売りに来てその売り口が気に入って米揚げ笊を買うという話である。
ここでは米揚げ笊をいかきと言うが、笊(いかき)=ざるである。
Admin (トーク) 2016年6月23日 (木) 05:24 (JST)

関連項目