菅笠

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名称

菅笠(すげがさ}

菅笠(すげがさ:現代)

概要

(かさ)は雨や雪、直射日光を防ぐために頭に被る道具。

材質は檜板・竹・藺草製で、塗笠は、檜や杉の板材を薄く剥いだ「へぎ板」に和紙を貼って漆を塗って作成した物で、平安時代末期には主に老女が使用し、江戸時代初期には若い女性が使用した。
一方、四国遍路などの旅衣装として「菅笠」がある。また、お坊さんは網代笠をかぶっている。

いつからか、四国遍路の笠が『菅笠(すげがさ)』と呼ばれ、竹やヒノキで編んだものとして一般的になったものと思われる。弘法大師は、その姿から見てもまた当時の僧侶としても、網代笠だったはずと言われる。

関連情報

富山県高岡市の福岡地区(旧 福岡町)は古くより菅笠の一大生産地で、現在も全国の約90%のシェアを誇り、菅笠の製作技術を綿々と伝承してきた。これにより越中福岡の菅笠製作技術保存会が「越中福岡の菅笠製作技術」として2009年3月11日に国の重要無形民俗文化財の指定を受けた。

出典|笠 - Wikipediaより

報告・聞き込み情報

  • 愛媛県南予地方でも菅笠は昭和まで使われていた。投稿者の祖父も使用していた。(1975年没)今は使っていない。Admin (トーク)

関連項目

  • 道中がさ