「飯籠」の版間の差分

提供: HIMOROGI文化財Wiki
移動先: 案内検索
(関連項目)
1行目: 1行目:
 
{{Stub}}
 
{{Stub}}
 
==名称==
 
==名称==
'''飯籠(めしかご)'''<br>
+
'''飯籠(めしかご)'''
[[File:mesikago1.JPG|右|300px|目籠(めかご) 径23cm×高24cm]]
+
[[File:mesikago1.JPG|右|サムネイル|300px|目籠(めかご) <br>径23cm×高24cm]]
 
<br><br>
 
<br><br>
  
31行目: 31行目:
 
==よもやま話==  
 
==よもやま話==  
 
<div class="yomoyama">
 
<div class="yomoyama">
通気性の良い布巾を水で濡らし、しっかり絞り、飯籠の中に敷いてから、ご飯を入れると、ご飯粒が竹の間に詰まらず、ご飯も乾燥しにくく便利である。<br>
+
*通気性の良い布巾を水で濡らし、しっかり絞り、飯籠の中に敷いてから、ご飯を入れると、ご飯粒が竹の間に詰まらず、ご飯も乾燥しにくく便利である。<br>
風通しの良いところにつるしておくことが、とてもおいしい冷ごはんになるという。<br>
+
:風通しの良いところにつるしておくことが、とてもおいしい冷ごはんになるという。<br>
主に、軒下に干していたが、井戸の中につるして、冷やしていたこともあるという。<br><br>
+
:主に、軒下に干していたが、井戸の中につるして、冷やしていたこともあるという。<br>
夏場に使うのが、飯籠であるが、冬場は、[[お櫃]]に入れていた。<br><br>
+
:夏場に使うのが、飯籠であるが、冬場は、[[お櫃]]に入れていた。<br>
もともと、釜で炊いたご飯を直接、[[茶碗]]につぎ分けることは、行儀が悪いとされていたが、飯籠や[[お櫃]]に入れることで、水分がこもらずにおいしく保存できる知恵であったのだろう。<br>
+
:もともと、釜で炊いたご飯を直接、[[茶碗]]につぎ分けることは、行儀が悪いとされていたが、飯籠や[[お櫃]]に入れることで、水分がこもらずにおいしく保存できる知恵であったのだろう。<br>
:[[利用者:広実敏彦|広実敏彦]] ([[利用者・トーク:広実敏彦|トーク]])
+
::[[利用者:広実敏彦|広実敏彦]] ([[利用者・トーク:広実敏彦|トーク]])
<br>
+
 
 
</div>
 
</div>
  
47行目: 47行目:
 
*[[背負い籠]](せおいかご・しょいご)
 
*[[背負い籠]](せおいかご・しょいご)
 
*[[祝籠]](いわいかご)
 
*[[祝籠]](いわいかご)
*[[貼り上受け]]
+
*[[貼り上受け]](はりじょううけ)
 
*[[軍鶏籠]](しゃもかご)
 
*[[軍鶏籠]](しゃもかご)
 +
*[[魚籠]](さかなかご)
 
*[[バスケット]](ばすけっと)
 
*[[バスケット]](ばすけっと)
 
*[[弁当箱]](べんとうばこ)
 
*[[弁当箱]](べんとうばこ)

2016年6月23日 (木) 04:50時点における版


名称

飯籠(めしかご)

目籠(めかご)
径23cm×高24cm



概要

飯籠(めしかご)は、夏場に、ご飯を入れて、保存するための籠。





別名

  • シタミ
  • メゴ
  • ツルジョウケ
  • アジカ
  • メシアジカ
  • ススマシ


よもやま話

  • 通気性の良い布巾を水で濡らし、しっかり絞り、飯籠の中に敷いてから、ご飯を入れると、ご飯粒が竹の間に詰まらず、ご飯も乾燥しにくく便利である。
風通しの良いところにつるしておくことが、とてもおいしい冷ごはんになるという。
主に、軒下に干していたが、井戸の中につるして、冷やしていたこともあるという。
夏場に使うのが、飯籠であるが、冬場は、お櫃に入れていた。
もともと、釜で炊いたご飯を直接、茶碗につぎ分けることは、行儀が悪いとされていたが、飯籠やお櫃に入れることで、水分がこもらずにおいしく保存できる知恵であったのだろう。
広実敏彦 (トーク)

関連項目