「斗掻棒」の版間の差分

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(よもやま話)
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 江戸時代に年貢米を収める時、役人がトマスに米を入れて、'''斗掻棒'''で、桝をコンコンと2回たたいて、量っている。<br>
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 江戸時代に年貢米を収める時、役人がトマスに米を入れて、'''斗掻棒'''で、[[桝]]をコンコンと2回たたいて、量っている。<br>
 
 無意識にたたいているのか、計算でたたいているのかわからないが、農民にとっては、死活問題である。<br>
 
 無意識にたたいているのか、計算でたたいているのかわからないが、農民にとっては、死活問題である。<br>
 
 江戸時代の武士の苦肉の政策だったのかもしれないが、今の言葉で言うと、[[弦桝]]を使うのと同じぐらい「せこい」。<br>
 
 江戸時代の武士の苦肉の政策だったのかもしれないが、今の言葉で言うと、[[弦桝]]を使うのと同じぐらい「せこい」。<br>

2016年6月17日 (金) 01:30時点における版

名称

斗掻棒(とかきぼう)

斗掻棒(とかきぼう)
径8.7cm×長42.8cm


概要

斗桝で穀類などを量る時、盛り上がった部分を平らに掻き均すために使う棒。






別名

  • トカキ
  • マスカキ
  • マスカキボウ

よもやま話

 江戸時代に年貢米を収める時、役人がトマスに米を入れて、斗掻棒で、をコンコンと2回たたいて、量っている。
 無意識にたたいているのか、計算でたたいているのかわからないが、農民にとっては、死活問題である。
 江戸時代の武士の苦肉の政策だったのかもしれないが、今の言葉で言うと、弦桝を使うのと同じぐらい「せこい」。

広実敏彦 (トーク)

関連項目