「斗桝」の版間の差分
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File:tomasu3-2.JPG|斗桝(とます)<br>長35cm×巾35.5cm×高24.5cm | File:tomasu3-2.JPG|斗桝(とます)<br>長35cm×巾35.5cm×高24.5cm | ||
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File:tomasu4-1.JPG|斗桝(とます)<br>径31.8cm×高31.8cm | File:tomasu4-1.JPG|斗桝(とます)<br>径31.8cm×高31.8cm | ||
File:tomasu4-2.JPG|斗桝(とます)<br>径31.5cm×高32.2cm | File:tomasu4-2.JPG|斗桝(とます)<br>径31.5cm×高32.2cm | ||
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+ | 角型の斗桝には、焼き印がないものもあり、すべてが検査に合格していたわけではなさそうである。<br> | ||
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+ | 弦桝は、江戸時代の後期に出現したらしいが、年貢米を徴収するときは、弦の無い桝を使い、米を出荷するときは、弦桝を使うことで、弦一本分少なめに出荷していたようである。<br> | ||
+ | 江戸時代の武士の苦肉の政策だったのかもしれないが、今の言葉で言うと、「せこい」話である。<br> | ||
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2016年6月10日 (金) 12:04時点における版
名称
斗桝(とます)
概要
穀物の軽量として使用。
ただの桝と取っ手付の桝、弦桝、円形の斗桝がある。
ただの桝で、取っ手も弦もついていない、最も古くからある形。
桝に取っ手がついている。
対角上についているので、ひっくり返す時にやりやすい。
間に一本の弦がついている。
斗掻き棒で擦切る時に正確にできる。
昭和9年に、全国統一の斗桝に規定され、円形の筒状態に変わる。
検査の刻印が必ず、押されている。
別名
一斗桝(いっとます) 弦桝(げんます)
よもやま話
角型の斗桝には、焼き印がないものもあり、すべてが検査に合格していたわけではなさそうである。
弦桝は、江戸時代の後期に出現したらしいが、年貢米を徴収するときは、弦の無い桝を使い、米を出荷するときは、弦桝を使うことで、弦一本分少なめに出荷していたようである。
江戸時代の武士の苦肉の政策だったのかもしれないが、今の言葉で言うと、「せこい」話である。
広実敏彦 (トーク)
関連項目