「飯櫃畚」の版間の差分
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2016年5月16日 (月) 01:02時点における最新版
概要[編集]
飯櫃畚(めしびつふご)保温かご:飯櫃を入れ冷えないように保温していた。
藁(わら)で編んだ「ふご」の中に、ご飯の入った「飯櫃(めしびつ)」や「御櫃(おひつ)」を入れて、寒い冬にご飯が冷たくならないようにする保温用のかご。竹製のものもある。
出典:三里小の郷土資料室-いとなみの道具たち
- 材質はかわるが、「筲」というものもある。
- 「筲」はソウ、ショウ、かご、ふご、めしびつの意味がある。
- かご:斗筲(トショウ・トソウ)=筲斗(ショウト・ソウト)=量目の僅かなこと・つまらぬもの=器量の小さな喩え。「斗筲の人」
- この「筲」は竹を編んでつくった、米を入れる細長いかごの意。
- ふご:筲子(ショウシ・ソウシ)=ふご
- めしびつ:竹筲、筲器=竹製の飯器 筲箍(ソウコ・ショウコ)=めしびつのたが
別名[編集]
- ふごとめしびつ(ふごと飯櫃)
- メシフゴ(飯畚)
- 藁細工の飯櫃入れで、現在流行のジャーつまり保温器といえるものである。この容器――ふごの中へめしびつを入れておけばぬくもりが逃げないというしくみ、もっとも天然の保温器であるためジャーのように一定温度を保つというわけにはいかないがそれでも効用があったものとみえて、広く使用され全国的に分布しており呼び名も、鳥取ではネコビツ九州地方ではメシヌクメ等と呼んでいるところもある。このふごは大抵の家で自製する。材料として藁・シュロ等を使用、図のようにシュロ縄で藁の小束を締めつけ、蛇がドクロを巻くように円筒形に作り、蓋をがっぷりかぶせるようになっている。
- 引用:阿波学会研究紀要|郷土研究発表会紀要第23号|牟岐町の民具-22.メシフゴ(飯畚)(民俗学班 中野幸一)より
- エグリ
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