「秉燭」の版間の差分

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単独で使う場合もあるが、[[行灯]]のように内部に油皿をおき、これにナタネ油などの植物性油をためて、灯心を入れて点火する。
 
単独で使う場合もあるが、[[行灯]]のように内部に油皿をおき、これにナタネ油などの植物性油をためて、灯心を入れて点火する。
 
この灯心を皿の中央に立てるようにくふうしたものも'''秉燭'''(ひようそく)と呼ぶ。これはふつうの油皿よりも火のもちがよく、しかも油が皿裏にまわることもないので多くは掛行灯などに使用された。
 
この灯心を皿の中央に立てるようにくふうしたものも'''秉燭'''(ひようそく)と呼ぶ。これはふつうの油皿よりも火のもちがよく、しかも油が皿裏にまわることもないので多くは掛行灯などに使用された。
 
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==関連項目==
 
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2016年5月17日 (火) 23:52時点における版


概要

秉燭 高7×幅9.5×奥行9.5cm 皿:径6cm
秉燭 高6.5×径8cm 皿:径6.5cm
秉燭 高8×径8.5cm 皿:径5.5cm

秉燭(ひょうそく)は、灯火器具の一つ。油皿の中央に臍(ほぞ)のようなものがあるものや皿の一部を片口にするものなど様々なものがあるが、それに灯心を立てて点火するもの。

単独で使う場合もあるが、行灯のように内部に油皿をおき、これにナタネ油などの植物性油をためて、灯心を入れて点火する。 この灯心を皿の中央に立てるようにくふうしたものも秉燭(ひようそく)と呼ぶ。これはふつうの油皿よりも火のもちがよく、しかも油が皿裏にまわることもないので多くは掛行灯などに使用された。

別名

  • タンコロ
  • 「秉燭」(へいしょく)と言う呼び方もあり、これは時刻を意味することもある。
    • 「燭」を「秉(とる)」ことから、灯を点す時刻。
    • 手で灯火を持つこと。
    • 夕刻。
    • 灯の点し頃。





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