「肥え桶」の版間の差分
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:子どもが、学校帰りによその畑で小便をしていたら、親が「よその畑に肥料撒いてどうする。自分の畑で、小便しろ」と怒っていたそうである。その時代の肥(糞尿)は、貴重な肥料として、大切に扱われていた。 | :子どもが、学校帰りによその畑で小便をしていたら、親が「よその畑に肥料撒いてどうする。自分の畑で、小便しろ」と怒っていたそうである。その時代の肥(糞尿)は、貴重な肥料として、大切に扱われていた。 | ||
− | :そのころの子どもは、友だちが、畑の肥溜めに落ちたという思い出を必ず持っているという。<br> | + | :そのころの子どもは、友だちが、畑の肥溜めに落ちたという思い出を必ず持っているという。<br><br> |
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2016年7月29日 (金) 02:52時点における最新版
概要[編集]
肥え桶(こえおけ)は、肥(糞尿)を運ぶための桶。天秤棒を使い、運んでいた。昔は、汲み取り式のトイレの肥壺から柄杓で肥をすくい、肥え桶に入れて、畑に作った肥溜めに入れて、肥(糞尿)を十分発酵させた後、また、肥え桶に柄杓で汲んで、畑まで運び、肥を撒いていた。
別名[編集]
コエタゴ
よもやま話[編集]
- 肥え桶と水桶の区別がつきにくいが、細長い桶やふたがついていたり、また、胴部が膨らんでいる形のものは、肥え桶である可能性が高い。
- 子どもが、学校帰りによその畑で小便をしていたら、親が「よその畑に肥料撒いてどうする。自分の畑で、小便しろ」と怒っていたそうである。その時代の肥(糞尿)は、貴重な肥料として、大切に扱われていた。
- そのころの子どもは、友だちが、畑の肥溜めに落ちたという思い出を必ず持っているという。
- 「お盆を過ぎたら、海で泳ぐな」と言うことを聞いたことがあるだろう。
- クラゲが出始める時期だからとか、寒くなって心臓麻痺になるからとか、いろいろ訳があるが、実は、毎年お盆前になると海で肥え桶を洗うので、海が汚いからとの説がある。
- 海で桶を洗うのは、塩気が水分の保湿効果を高めて、持ちが良くなるからとの話もある。
関連項目[編集]
- 樽(たる)
- 味噌桶(みそおけ)
- 醤油樽(しょうゆたる)
- 醤油桶(しょうゆおけ)
- 片手桶(かたておけ)
- 花桶(はなおけ)
- 洗濯盥(せんたくたらい)
- 寿司桶(すしおけ)
- 化粧盥(けしょうたらい)
- 手桶(ておけ)
- 岡持(おかもち)
- 風呂桶(ふろおけ)
- 飼葉桶(かいばおけ)
- 魚桶(さかなおけ)
- ゆ桶(ゆおけ)
- 蒸桶(むしおけ)
- 暖器(だんき)
- ほけ取り桶(ほけとりおけ)
- 狐桶(きつねおけ)
- 寒風呂(かんぶろ)
- 検知桝(けんちます)
- 貯水桶(ちょすいおけ)
- 斗桝(とます)
- 釣瓶(つるべ)
- 桶型(おけがた)