「貼り上受け」の版間の差分

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(よもやま話: 半紙の追加。釜炒り茶の起源)
 
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*釜炒り茶と蒸し製のお茶があるが、最近では、ほとんどが蒸製であるため、釜炒り茶が高級に感じるが、もともと、釜炒り茶のほうが、手軽で、自家製で作ることができたので、普段使いのお茶であった。<br>
 
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:[[笊]]のことを上受け(しょうけ)と呼んでいたので、和紙を貼った上受(しょうけ)で、「張り子の上受け」ハリコノショウケと言う呼び方もしていた。<br>
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*上記の通り、日本茶はそのほとんど(95%以上)が蒸し製で、もともとはいつでも気軽に飲むふだん使いのお茶だったようです。
 
*上記の通り、日本茶はそのほとんど(95%以上)が蒸し製で、もともとはいつでも気軽に飲むふだん使いのお茶だったようです。
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:中国において釜炒り茶は、唐代の文人・陸羽(りくう)の著書「茶経(ちゃきょう)」(西暦760~764年頃に書かれた世界最古の茶書)によって初めて紹介された。一般に普及したのは明代(西暦1368年 - 1644年)の頃で、それまでの蒸し製固形茶製法にとって代わったといわれている。また、今日の中国緑茶はそのほとんどが釜炒り製である。
 
:中国において釜炒り茶は、唐代の文人・陸羽(りくう)の著書「茶経(ちゃきょう)」(西暦760~764年頃に書かれた世界最古の茶書)によって初めて紹介された。一般に普及したのは明代(西暦1368年 - 1644年)の頃で、それまでの蒸し製固形茶製法にとって代わったといわれている。また、今日の中国緑茶はそのほとんどが釜炒り製である。
  
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==関連項目==
 
==関連項目==
*[[飯籠]]
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*[[飯籠]](めしかご)
*[[荷籠]]
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*[[荷籠]](にかご)
*[[おしめ籠]]
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*[[目籠]](めかご)
*[[洗濯籠]]
+
*[[おしめ籠]](おしめかご)
*[[背負い籠]]
+
*[[洗濯籠]](せんたくかご)
*[[祝籠]]
+
*[[衣装籠]](いしょうかご)
*[[魚籠]]
+
*[[背負い籠]](せおいかご・しょいご)
*[[軍鶏籠]]
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*[[祝籠]](いわいかご)
*[[バスケット]]
+
*[[軍鶏籠]](しゃもかご)
*[[弁当箱]]
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*[[魚籠]](さかなかご)
*[[生簀]]
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*[[バスケット]](ばすけっと)
*[[炭籠]]
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*[[弁当箱]](べんとうばこ)
*[[揺籠]]
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*[[生簀]](いけす)
 
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*[[炭籠]](すみかご)
 
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*[[揺籠]](ゆりかご)
 
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2016年6月23日 (木) 04:40時点における最新版


名称[編集]

貼り上受け(はりじょううけ)

貼り上受け(はりじょううけ)
径44.5cm×高15cm





概要[編集]

貼り上受け(はりじょううけ)は、釜炒り茶を作る用具。
竹の骨組みに麻の芯を挟み、和紙を貼り、仕上げに柿渋を塗っている籠。
釜炒り茶は茶葉を釜で炒ってつくった緑茶のことである。

別名[編集]

  • ハリコノショウケ

よもやま話[編集]

  • 釜炒り茶と蒸し製のお茶があるが、最近では、ほとんどが蒸製であるため、釜炒り茶が高級に感じるが、もともと、釜炒り茶のほうが、手軽で、自家製で作ることができたので、普段使いのお茶であった。
のことを上受け(しょうけ)と呼んでいたので、和紙を貼った上受(しょうけ)で、「張り子の上受け」ハリコノショウケと言う呼び方もしていた。
広実敏彦 (トーク) 2016年6月22日 (水) 11:30 (JST)
  • 上記の通り、日本茶はそのほとんど(95%以上)が蒸し製で、もともとはいつでも気軽に飲むふだん使いのお茶だったようです。
釜で炒るということは、茶葉の発酵を止めるという理由があり、もともと中国緑茶の製法である。伝来は15世紀前後に渡来した中国人からと言われている。
中国において釜炒り茶は、唐代の文人・陸羽(りくう)の著書「茶経(ちゃきょう)」(西暦760~764年頃に書かれた世界最古の茶書)によって初めて紹介された。一般に普及したのは明代(西暦1368年 - 1644年)の頃で、それまでの蒸し製固形茶製法にとって代わったといわれている。また、今日の中国緑茶はそのほとんどが釜炒り製である。
Admin (トーク) 2016年6月22日 (水) 12:58 (JST)

関連項目[編集]