「斗桝」の版間の差分
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弦桝は、江戸時代の後期に出現したらしいが、年貢米を徴収するときは、弦の無い桝を使い、米を出荷するときは、弦桝を使うことで、弦一本分少なめに出荷していたようである。<br> | 弦桝は、江戸時代の後期に出現したらしいが、年貢米を徴収するときは、弦の無い桝を使い、米を出荷するときは、弦桝を使うことで、弦一本分少なめに出荷していたようである。<br> | ||
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2016年6月10日 (金) 15:37時点における最新版
名称[編集]
斗桝(とます)
概要[編集]
穀物の軽量として使用。
ただの桝と取っ手付の桝、弦桝、円形の斗桝がある。
ただの桝で、取っ手も弦もついていない、最も古くからある形。
桝に取っ手がついている。
対角上についているので、ひっくり返す時にやりやすい。
間に一本の弦がついている。
斗掻き棒で擦切る時に正確にできる。
昭和9年に、全国統一の斗桝に規定され、円形の筒状態に変わる。
検査の刻印が必ず、押されている。
別名[編集]
一斗桝(いっとます) 弦桝(げんます)
よもやま話[編集]
角型の斗桝には、焼き印がないものもあり、すべてが検査に合格していたわけではなさそうである。
弦桝は、江戸時代の後期に出現したらしいが、年貢米を徴収するときは、弦の無い桝を使い、米を出荷するときは、弦桝を使うことで、弦一本分少なめに出荷していたようである。
江戸時代の武士の苦肉の政策だったのかもしれないが、今の言葉で言うと、「せこい」。
広実敏彦 (トーク)
関連項目[編集]