「足半」の版間の差分

提供: HIMOROGI文化財Wiki
移動先: 案内検索
(よもやま話)
 
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示)
1行目: 1行目:
 
{{Stub}}
 
{{Stub}}
{{Stub02}}
+
==名称==
 
+
<big>足半(あしなか)</big>
==足半(あしなか)==
+
 
[[画像:Ashinaka009.jpg|thumb|right|300px|足中]]
 
[[画像:Ashinaka009.jpg|thumb|right|300px|足中]]
 
[[File:足半1.JPG|thumb|right|300px|足中]]
 
[[File:足半1.JPG|thumb|right|300px|足中]]
 
+
==概要==
 
足半(あしなか)とは、踵(かかと)の無い短い草履の一種である。
 
足半(あしなか)とは、踵(かかと)の無い短い草履の一種である。
  
18行目: 17行目:
  
 
==よもやま話==
 
==よもやま話==
 +
<div class="yomoyama">
 
現在では、『健康サンダル』と称して、つま先だけのサンダルがはやったことがある。<br>
 
現在では、『健康サンダル』と称して、つま先だけのサンダルがはやったことがある。<br>
 
足半を参考にしたとは、思えないが、かかとを挙げて歩くことが、健康に良く、ダイエットできるそうである。<br>
 
足半を参考にしたとは、思えないが、かかとを挙げて歩くことが、健康に良く、ダイエットできるそうである。<br>
 
昔と今では、目的が大きく違うらしい。<br>
 
昔と今では、目的が大きく違うらしい。<br>
 +
 +
[[利用者:広実敏彦|広実敏彦]] ([[利用者・トーク:広実敏彦|トーク]])
 +
</div>
 +
<br>
  
  
「hirozane」
 
  
 
==関連項目==
 
==関連項目==

2016年6月11日 (土) 03:37時点における最新版


名称[編集]

足半(あしなか)

足中
足中

概要[編集]

足半(あしなか)とは、踵(かかと)の無い短い草履の一種である。

 その形状から、足裏の前足底と土踏まずの部分しか保護する事が出来ないが、飛び出た指がスパイクの代わりをなして滑らず、踵を浮かせて飛び跳ねるように軽快に歩行できる。  また、踵が無い為に泥が跳ね上がる事がなく、足と履物との間に砂や小石がつまる事も無い。水中においても、小さな形状から水の抵抗が少なく、川の流れに足を取られる事がない。さらには鼻緒に芯縄を使うので、草履の様に鼻緒が切れる事が無く丈夫である。  ただ独特な歩行の方法故に、長距離の歩行には向かなかった。

 見た目以上に便利な履物で、今ではその名前すら忘れ去られつつある足半であるが、中世の武家にはポピュラーな履物であったし、半世紀前くらいの農村では、立派な現役の履物であった。

 現在でも鵜師の足下に見る事が出来る。


よもやま話[編集]

現在では、『健康サンダル』と称して、つま先だけのサンダルがはやったことがある。
足半を参考にしたとは、思えないが、かかとを挙げて歩くことが、健康に良く、ダイエットできるそうである。
昔と今では、目的が大きく違うらしい。

広実敏彦 (トーク)



関連項目[編集]