「斗掻棒」の版間の差分

提供: HIMOROGI文化財Wiki
移動先: 案内検索
(ページの作成:「==名称== 斗掻棒(とかきぼう)<br> 斗掻棒(とかきぼう)<br>径8.7cm×長42.8cm ==概要== 斗桝で穀類な...」)
(相違点なし)

2016年6月10日 (金) 15:59時点における版

名称

斗掻棒(とかきぼう)

斗掻棒(とかきぼう)
径8.7cm×長42.8cm


概要

斗桝で穀類などを量る時、盛り上がった部分を平らに掻き均すために使う棒。






別名

トカキ マスカキ マスカキボウ


よもやま話

 江戸時代に年貢米を収める時、役人がトマスに米を入れて、斗掻棒で、桝をコンコンと2回たたいて、量っている。
 無意識にたたいているのか、計算でたたいているのかわからないが、農民にとっては、死活問題である。
 江戸時代の武士の苦肉の政策だったのかもしれないが、今の言葉で言うと、弦桝を使うのと同じぐらい「せこい」。
広実敏彦 (トーク)

関連項目